2024年02月28日

妹さんのコメント


4回の歌劇団とご遺族側の話し合いがあった後、妹さんからのコメントが出ました。

初めて読みましたが、改めてご遺族の無念の思いがわかりました。
歌劇団が上級生の言い分のみをきき、第三者の言い分を聞いてない現状もわかりました。

本当に早く全部認めて謝罪してほしい。
謝罪を拒む人がいるのであれば、それを文書なり、会見なりで明らかにしてほしい。そしたら世論が判断してくれるんじゃないでしょうか。



訴え 妹(宝塚歌劇団現役団員)

 私は遺族として、大切な姉の為、今、宝塚歌劇団に在団している者として想いを述べます。いくら指導という言葉に置き換えようとしても、置き換えられない行為。それがパワハラです。劇団員は宝塚歌劇団が作成した『パワーハラスメントは一切行わない』という誓約書にサインしています。それにもかかわらず、宝塚歌劇団は、日常的にパワハラをしている人が当たり前にいる世界です。その世界に今まで在籍してきた私から見ても、姉が受けたパワハラの内容は、そんなレベルとは比べものにならない、悪質で強烈に酷い行為です。厚生労働省のパワハラの定義を見れば、姉が受けた行為は、パワハラ以外の何ものでもありません。宝塚は治外法権の場所ではありません。宝塚だから許される事など一つもないのです。

 劇団は今に至ってもなお、パワハラを行った者の言い分のみを聞き、第三者の証言を無視しているのは納得がいきません。劇団は、生徒を守ることを大義名分のようにして、パワハラを行った者を擁護していますが、それならば、目撃したパワハラを証言してくれた方々も、姉も同じ生徒ではないのですか。そもそも『生徒』という言葉であいまいにしていますが、パワハラを行った者は、れっきとした社会人であり、宝塚歌劇団は一つの企業です。企業として、公平な立場で事実に向き合うべきです。

 スケジュール改革や、各種改善策に取り組んでいるような発表をしていますが、姉の死を軽視し、問題を曖昧化しているとしか思えません。これ以上、姉と、私たち遺族を苦しめないでください。姉は体調を崩している訳でも、入院している訳でもありません。二度と帰ってきません。姉の命の重さを何だと思っているのでしょうか。劇団は、「誠意を持って」「真摯に」という言葉を繰り返して、世間にアピールしていますが、実際には、現在も遺族に誠意を持って対応しているとは思えません。これ以上、無駄に時間を引きのばさないで下さい。大切な姉の命に向き合って下さい。


今朝のニュースで、ヘアアイロンでやけどさせた上級生が、歌劇団が出している雑誌でヘアアイロンや絆創膏について軽い調子でコメントしている内容を掲載していることも報じていました。

それは、ファンの中では周知の事実で、話題になりましたが、とうとうテレビのニュースになるぐらいのレベルにまで周知されるようになったか・・・・と思います。

アナウンサーが、なぜ劇団は謝りたくないのか、とコメンテイターに問うていましたが、「体面を守りたいのでしょう。」と言ってる人がいて、それが全てかもしれないな、と思いました。

劇団側も、上級生側もすべて自分の体面、世間体を守ることが第一なのでしょう。謝罪しないことでますます立場が悪くなると思うのですが。

周りの人が「あなたは悪くない。誰もがその状態でやってきた。我慢できなかったAさんが悪い。」とでも吹き込んでいるのでしょうか。
どうかご遺族の気持ちを第一に、これから行動を起こしてもらいたいと思います。

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posted by ムーン at 07:09| 兵庫 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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